・インターネットの速度が遅くて困っている。
・ネットの速度を早くする方法はないのか。
こんなお悩みを解決します。
本記事では、ネットワーク関連の悩みの中でも根深い、インターネット速度に関して原因から対処法などを網羅的に解説します。
困っている方や、快適なインターネット環境を構築したい方はこの記事を見ればOK!それでは確認していきましょう。
回線がおそい?今すぐに試せるインターネット回線の速度を改善する7つの方法
インターネット通信速度の低下は、ラグや遅延などを発生し、プライベートや仕事などで支障を発生させてしまうというのは簡単に
とにかく、今すぐ試したい!という方におすすめの五つの方法を解説していきます。
WiFiルーターを再起動する
まず、一つ目の方法は、ルータの再起動です。
インターネット速度を改善するときに今すぐに実践できる方法の一つです。
方法は、簡単でルータの電源を切って、数分置いた後に再度電源を入れ直すだけです!
ルーターの再起動方法は、こちらの記事で詳しく解説されています。
ルーターの不調によって通信が上手くできておらず、通信が不安定になることがあります。
この不良は、再起動で直ることもありますのでぜひ試してみてください。
モデム(回線終端装置)を再起動する
二つ目の方法は、モデムの再起動ですね。
こちらも今すぐに実践できる方法です。Wi-Fiルーターと同じく電源を入れなおすだけです!
モデムの再起動方法は、同じくこちらの記事で詳しく解説されています。
モデムの不調によって通信が上手くできておらず、通信が不安定になることがあります。
この場合も、再起動で直ることもありますのでぜひ試してみてください。
有線LAN接続に変えてみる
三つ目の方法は、有線LAN接続にしてみることですね。
無線接続(Wi-Fi)は、外乱を受けやすく、接続が不安定になりやすいです。
一方で、有線LAN接続の場合は、PCまで直結で回線をつなぐため、
接続が安定しており、通信速度も速いため快適です。
有線LAN接続できるのであれば、絶対にした方が良いです。
有線LANケーブルは、大体1000円以内で購入できます。そこまで高くもありません。
※LANケーブルにもグレードがあり、低いものは速度が遅くなる原因になります。
そのため、LANケーブルは、CAT7(カテゴリ7)の表記があるものを選びましょう。
WiFiルーターの負荷を減らす
四つ目の方法は、Wi-Fiルーターの負荷を減らしてあげることですね。
一つのWi-Fiルーターに多くのデバイスをつないでいると、負荷が高まります。
これは、通信速度が低下する原因となります。そのため、使っていないデバイスや使用頻度の低いデバイスのWi-Fi接続は解除しておくことも重要です。
Wi-Fiルーターの置き場所を変える
五つ目の方法は、ルーターの置き場所も重要であるということですね。
無線接続の場合は、壁や物などの障害物によって通信速度や安定性が変化します。
そのために、置く場所も非常に重要です。置く場所はなるべく高く、周辺に物や壁などが無い場所に置きましょう。
地面やテレビ台の裏などにWi-Fiルーターを置いていませんか?
一度Wi-Fiルーターの置き方も見直してみましょう。
機器が放熱できているか確認する
六つ目は、Wi-Fiルーターやモデムなどの通信機器が帯熱していないかを確認することですね。
意外な落とし穴で、ずっと手に持っているわけではないので、考えたことは少ないかも知れませんが、Wi-Fiルーターやモデムは、処理熱を帯びやすく熱によって不安定になる場合があります。
そのため、機器の放熱を考えるのも重要です。
放熱させるためのオススメは、小型のUSB扇風機などを取り付けることですね。
周波数帯を変えてみる
七つ目は、周波数帯を変更してみることですね。
Wi-Fiルーターから使用しているデバイスの間に障害物(壁や置物)などがある場合には、周波数帯を変えてみることも効果的です。
一般にWi-Fiルーターには、2種類の周波数帯が用意されており、特徴は以下の通りです。
ネットワークIDの末尾が | 電波を遠くへ飛ばす力 | 障害物による影響の程度 | |
2.4GHz | 「2G」もしくは「g」 | △ | 〇 |
5.0GHz | 「5G」もしくは「a」 | 〇 | △ |
接続しているネットワークの末尾を見てみましょう。
もしも、表に記載してある「2G」や「5G」などの表記があれば、周波数帯が2種類用意されています。自分の使用しているデバイスの位置によって、適切な周波数帯を選んでみてください。
また、2.4GHzは、電子レンジを含む電子機器の影響を受けやすいため、そういった場合には、5.0GHzを選んだ方が通信は安定します。
OSを最新版にアップデートする
八つ目は、OSのアップデートですね。
PCやスマフォなどのアップデートを実施しないでいると、まれにインターネットが遅くなることがあります。
セキュリティ面でも不安が残りますので、アップデートは必ず行ってください。
DNS設定を変更してみる
九つ目は、DNS設定を変更してみることですね。
DNS(Domain Name System)とは、IPアドレスとドメインを対応付けて管理するシステムのことで、設定を変更することで回線速度が向上することがあります。
具体的な手順は、こちらの『VALORANTで推奨されているPublic DNSに設定を変更する』解説しています。設定方法は同じやり方です。DNS設定は、普段使いであっても効果的です。
少し作業が必要ですが、詳しく解説していますので問題なく出来ると思います。
絶対にインターネットの速度を改善したい方向け3つの対処方法
上記の7選は、ある程度お金を掛けずに、簡単に実践できる方法という目線でお伝えしました。
ここからは、少しお金をかけても、より確実に回線速度を改善したい方向けの方法をお伝えしていきます。
インターネット回線を乗り換えてみる
1つめは、インターネット回線の乗り換えです。
こちらのサイトで回線速度を確認してみてください。
WiFi接続で50Mbps出ていなければ、回線業者の変更を視野に入れるべきでしょう。
根本から解決するには、回線の乗り換えしかないです。
どれだけ良いWi-FIルータや場所に設置しても、安定性や速度を決定付けるのは、根本的には回線を提供するプロバイダになります。
そのため、前述の5つの方法を試しても効果がないのであれば、ネット回線の乗り換えを考える必要があるでしょう。
特にベストなのは、オンラインゲームで使用しても全く問題のないレベルの回線を契約することです。日常で使うレベルよりも少し高い要求をこなせるあたりの回線の方がより快適であるためです。
では、どの様に選べばいいのかという点ですが、回線選びについてはこちらの記事で解説しています。
Wi-Fiルーターの買い替えてみる
2つめは、Wi-Fiルーターの買い替えです。
Wi-FIルーターにも処理能力や安定性が高いものから低いものまで様々なグレードが用意されています。
選び方のポイントとしては、回線選びと同じくゲーミング用途のWi-Fiルーターを購入することですね。
ゲーミングWi-Fiルーターは、通常のWiFiルータに比べて処理能力や安定性が高いのが特徴です。また、最大9600Mbpsの「IEEE802.11ax」「IEといったWi-Fi最新規格(第6世代)にも対応しているモデルが多いのもポイントですね。
ゲーミングWi-Fiルーターは、設置場所から遠い場所(2階など)でも、安定して高速な通信が可能です。そのため、訳あって有線LAN接続できない方などにもオススメです。中継機などを設定するくらいであれば、ゲーミングWi-FIルーターを買うべきですね。購入して損することは無いでしょう。
では、どのようなゲーミングWi-Fiルーターがおススメなのか?ですが、こちらの記事で解説しています。
有線LANケーブルのカテゴリを確認してみる
3つめは、意外な落とし穴である有線LANケーブルのカテゴリに関してです。
有線LANケーブルには、カテゴリ(CAT)が設定されています。
実は、このカテゴリによって、通信できる最大の速度が決まってしまうのです。なので、「有線LANケーブルなんて全部同じでしょ。」と思っている方は注意ですね。すでに損しているかもしれません。
LANケーブルの規格 | 対応できる最大速度 |
CAT5 | 100Mbps |
CAT5e | 1Gbps |
CAT6 | 1Gbps |
CAT6A | 10Gbps |
CAT7 | 10Gbps |
CAT7A | 10Gbps |
CAY8 | 40Gbps |
まずは、使っている有線LANケーブルを確認してみましょう。
必ずケーブル上に『CAT○○○』の表示があります。
もしも、【CAT7A】【CAT7】【CAT6A(6e)】のいずれかでない場合は、今すぐ変更をおすすめします!
値段は、大体1000円以下で買えますので、かなりお安く環境を改善できます。掲載している商品(サンワサプライ製)は、900円くらいですね。
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
◇記事を書いている人
FPSゲームが大好きな20代社会人ゲーマー
特に、競技性が高いコンペティティブモードやランクマッチが大好き。
APEXでは、マスター/プレデターを2回達成。VALORANTでは、アセンダント3を達成。
記事は、ゲーム上級者として上達のヒントやより良いゲーム環境の作り方、デバイス解説などを定期的に投稿しています。
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